不動産購入時に気を付けてほしい事①
営業担当者の経験値
物件の問い合わせをした後に、不動産会社とやり取りをするにあたり、不動産会社の方でお客様担当を決めての対応になりますが、中には新卒1年目です。とか、異業種から転職したばかりです。という方が担当者という事になる場合も有ろうかと思います。
すでに会社で用意されているツールに沿って最低限必要な事を伝えたり、お客様から質問されたことをお調べして回答する程度であればキャリアの浅い営業担当者でも務まるかと思いますが、本当に生活するうえで必要な情報や、検討不動産のメリットとデメリットをきちんと整理して説明することや、広い視野からのご助言等は、それなりのキャリアが無ければ不可能です。
例えば、物件周辺で外食する場合におすすめのお店は有りますか?という質問を投げかけたとしても、若い担当の方の場合、ご自身が普段コンビニ弁当しか食べていなかったりする方等もいたりしますので、その手の質問に対し何も答えられない場合も有るかと思います。
・買い物の選択肢(スーパー、商店街、ドラッグストア等)を幾つか提案できるか?
・おすすめの飲食店を理由付きで2つ以上答えられるか?
程度は試しに質問されてみても良いかと思います。
更にかなり重要なポイントとしては、
「あなただったらこの家を買いますか?」
と営業担当者に質問してみた時に納得できる「なるほど。」と思える回答が返って来るかどうか。という点があります。
「なるほど」という回答が得られた場合、信頼に値する可能性が有りますが、逆にそういう質問をする気にもなれない。
という印象の担当者の方だったとしたら、一寸注意が必要かもしれません。
ただし、若い(経験の浅い)営業担当者とそのバックアップ係の上司や先輩との連携がしっかり取れていて、前述の事などについては上司や先輩が共に担当者として、しっかりと対応してくれる会社も有りますので、担当者が若い方(経験の浅い方)であれば、バックアップする上司や先輩の顔が見えるか否かは結構大事なポイントかと思います。