不動産営業マンが使っている用語について

普段の生活では聞いたことのない言葉

一般の方にとって不動産の売買取引は一生にそう何度も有るものでは無いかと思います。その為、手続きの方法や、何かをせねばならない時の判断根拠等、ちょっとネットで調べたくらいでは具体的にどうなのかが分からない事だらけかと思いますが、その中で、「聞いたことのない単語を営業マンが平気で使う。」という場面を経験した方は少なくないのではないかと思います。

本日は、そのような事になりそうな、不動産屋は日常的に使っているけれど一般の方にとっては「?」な言葉を幾つか解説させて頂きます。

「しきえん」「せんつう」

路地状部分のみで道路と接している、いわゆる旗竿型の土地の事を、不動産営業マンは「しきえん」「せんつう」と言っています。それぞれ「敷地延長(しきちえんちょう)」「専用通路(せんようつうろ)」を略した言葉です。

余談ですが、60坪位(都内なら40坪でも!)の土地を建売業者が買い取って2つに分割して建売で販売する場合など、手前に整形地、奥に「せんつう」の2区画で分譲するケースが有りますが、一般的な土地の価値として「せんつう」は整形地の60%~80%程度になります。

「いちばんて」「ばんてかくほ」

購入希望物件の売主又は媒介業者に、購入申込書を提出し契約締結の優先権を得る立場を「一番手(いちばんて)」その一番手の立場を確保することを「番手確保(ばんてかくほ)」等と言います。

ただし、この「一番手」とか「番手確保」は法律で決められたものでは無く、あくまでも「商慣習」です。そのことを勘違いされている仲介業者さん同士ですと、「先に購入申し込みを出せば一番手」等と勝手に解釈し、競合した時に、その届いた時間が早いとか遅いとかで熱いバトルを繰り広げます。さながら殴り込みのように競合他社にアポなし突撃訪問をなさるケースもございます。

ちなみに申し込みが重複した時、どなたにお譲りするかは売主様の判断で決めて頂いて問題ございませんし、むしろそうすべき事だと私は思っています。

「かいつけ」「とりまとめ」

購入申込書の事を言います。一般的には「買付(かいつけ)」が多いですが、人生の先輩方の中には「取り纏め(とりまとめ)」と言われるケースもございます。

価格交渉の交渉幅について買主様側仲介担当が、売主様側仲介担当に電話等で質問した場合、

「とりあえず買付入れてみてください。話はそっからですねえ~。」等というやり取りがしばしございます。

いちいち覚える必要はありません。

以上、幾つか解説させて頂きましたが、結論としては「覚える必要は無い。」と思っております。

以前のコラムでもお伝えしましたが、このような用語を平気で使い、お客様から質問されたときに得意げに解説をする営業マンというのは、はたしてどうなのか?と私は思っています。以前のコラムでもお伝えしましたが、できる営業マンは、お客様に寄り添いシンクロして参りますので、できる限り業者間のこのような言葉は使わずに一般の方がすぐに理解できる単語であったり、言い回しで有ったりを心がけているはずです。

ただし、不動産屋に舐められないようにちょっと使ってみたい。という方が、もしもいらっしゃった場合は覚えておいて頂ければと思います。

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