不動産購入時に気をつけてほしい事④

購入申し込みが重複してしまった時に確実に買える方法

「先に申し込んでいたのに買えなかったんだよ!」

なかなか出ないエリアで希少性の有る物件が出てきた時、

複数の購入希望のお客様が現れるケースは珍しくありません。

では、申し込みが重なった時、買える人と買えない人とはどのような

違いが明暗を分けるのでしょうか?

現金かローンか

住宅ローンを組むお客様と現金で購入するお客様が現れた場合、

現金のお客様が購入できる割合は多いかと思いますが、なぜ現金のお客様

に優先権が行くのか?

売主様側から見て、契約後に白紙解除になるリスクが一つ少ないからです。

買主様が住宅ローンを組む場合、契約書には、「融資利用の特約」という

万が一融資が下りなかったら買主様は白紙解除できる、という条項が入ります。

契約書の写しを添付して住宅ローンの本申し込みを行いますので、

契約後で無いと本申し込みができない訳ですから買主様の保全をとる意味では

当たり前の話ですが、売主様側から見ますと「白紙解除のリスクは少ない方が良い」

という判断になる事が多いかと思います。

最短での手続きができるか

購入申し込み後、契約締結前にキャンセルになる事も有ります。

基本的に契約締結前のキャンセルは何のペナルティも有りません。

その為、申し込みから契約日が長いほど、売主様から見ますと

「キャンセルになるリスク」が多くなると思われるわけです。

また空家の取引で直ぐに引き渡せるのに、「契約から半年後の引渡し希望」

等と来られますと、その間の管理責任等も有りますので、やはり売主様が

不安になる要素の一つかと思われます。

細々とした交渉事をしてしまっているか

購入希望者が重複している時は基本的には、価格交渉は

できないものと思われた方が良いですが、交渉事というのは、

何も価格だけでは有りません。

・破損しているところを修繕して引き渡してほしい。

・(エアコンを置いて行きたいと言われているのに)エアコンを撤去してほしい

などなど、一つ一つは些細な条件でも、幾つもの要望を伝えられますと、

その要望だけでなく、その裏にある

「この細かな事を色々と言ってくる方と契約したら、その後からも

色々と言ってくるのでは?」という不安を思われてしまう事に繋がってしまいます。

では、選ばれるためにすべき事は

では、どうしたら良い結果に繋げることができるのか?

続きは、私の実体験なども踏まえて、明日お伝えさせて頂きます。

では、また明日もよろしくお願いします。

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