不動産購入時に気をつけてほしい事⑤

購入申込書が重複した時の必勝法

ローンを使うなら内覧前に事前審査を通しておく

まずは住宅ローンを利用される場合、内覧前に事前審査を

通しておくことです。

都市銀行ならば最短で朝申し込んでその日のうちに承認

が出る場合も有ります。

事前審査が通っている状況ならば、

購入申込みと併せて事前審査の承認通知を同時に

出せれば資金的に問題ない事がアピールできますし、

また、最短で契約締結迄行けますので有利な展開を

勝ち取る事ができる可能性は高いかと思います。

担当営業マンによっては、そこまで気が回らない方も中にはいるかも

しれませんのでご自身から促される必要も有るかもしれません。

売主様に好印象を持ってもらうようにふるまう

居住中の物件の場合、取引を終え売主様が転居した後もご近所の方と

お付き合いが続く場合があります。

あなたの家を買った方とても良い人よ。

と思われたいのは当然ですし、

何であんな人に売っちゃったの。

と思われたくないと思うのも当然です。

購入希望者側としては当然前者を目指しましょう。

ご縁と親近感も大事

売主様がこの家で過ごしたうん十年と、

買い主様がこれからこの家で暮らすことになるうん十年

がクロスオーバーし、親近感を覚えた結果、

現金の申込者ではなくローンを組む方を選ばれた売主様がいました。

売主様が家を買った年やお子様の年齢がちょうど重なり、

「これから同じようにこの家で年を重ねてくれるのかと思うと

感慨深いものが有る。これもご縁なんでしょうかね。」

と仰られた売主様はとても良い表情をされていたのが印象的でした。

手土産持参で内覧に行く。

それだけ真剣に人生の大事と捉えています。

ということときちんとした方であるというアピールに繋がったことが有りました。

直筆の手紙を購入申込書に添えて渡す。

何故この家を購入したいと思ったのか。家の事や生活環境の事、買主様ご家族の

置かれているご事情などを切々と記され、「ご縁」「運命」等のセンテンスが

ちりばめられたお手紙は売主様の心をギュッとつかみ、正式なご縁に繋がった事が有りました。

それでもどうしても売主様が他の買主を選んだ場合

その時は、もうご縁がなかったものと割りきって気持ちをリセット。

次の日に忘れてしまいましょう。それもご縁ですし、ご自身と本当にご縁の有る家が

その先に必ず待っています。

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