旧石原慎太郎邸のこと(2)

解体が終わって

昨年本コラムで、旧石原慎太郎邸に解体のお知らせ看板が貼ってあったことについて触れさせて頂きましたが、

年明け早々に手続きの為、田園調布郵便局に行った帰りにふと思いついたのでそのまま歩いて同地を再訪致しました。

数十メートル手前から、道路側に侵入を防ぐ為のフェンスが見えて来て、予定通り解体が完了したことが分かりました。

そして現地に到着いたしましたところ、変フェンスの向こう側、敷地内に人影が。

30代と思われるスーツ姿の男性、

眉間にしわを寄せ真剣なまなざしで敷地内を歩きながら何かチェックをしている様子です。

視線を感じたのか、ふと私の方を向かれましたので目が合い、

ほんのわずかですがじっと見合う形になり、一寸気まずくなりましたので、私から声を掛けました。

「ファ〇〇〇ートですか?」土地の所有者になった不動産会社が分譲する戸建のシリーズ名を挙げましたところ、

先方、更に不審者を見るような表情になりましたので、

「あ、私田園調布の駅前に事務所を構えている不動産業者です。昨年まで三井のリハウスで働いていました、決して怪しいものでは

ありませんので。」

と伝え、ついでに名刺を渡しました。

「そうですか、私はM社の者です。」

と言われましたので、再度質問。

「戸建ですか?マンションですか?」

「いえ、ちょっと言えませんね。」

とりつくしまは無さそうでしたので、そこまでにして現地を後にしました。

正式な計画発表までは、何が建つのか分かりませんがまた時間が有ったら見に来てみる事に致します。

(敷地の広さと用途地域を考えると多分戸建でしょうね。。。)

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