売却相談。大手?、地場業者?、エージェント?①
どこに相談するのがBESTなのか?
ご自宅を売却するにあたって、どこに頼んだらよいか?
今は情報収集はネットからが主流かと思います。
※シニアの方は、まだまだ、チラシ、店舗訪問等頼りの方も多いですが。
聞いたことの有る会社名、駅に看板が貼ってある地場の業者さん、等
とにかくコンビニよりも多い不動産会社ですから、初めての方はどこをどう比べたら
良いのか、全くわからない、という方が大半なのではないでしょうか?
そんな方の為に①大手②地場業者③エージェントの3つのどこに頼むのがベストなのか、
夫々の強みや弱みなどをお伝えさせて頂きますので、ご参考にして下さい。
①大手(財閥系、母体が電鉄会社、銀行や証券会社の子会社など)強みはブランドによる情報収集力。
全国(又は沿線で10数店舗等)にネットワーク展開している不動産会社です。
強みは、何といっても「ネームバリュー」会社名がブランドですので、営業マン個人の実績などアピール不要です。
さらに、サービス面の充実や手厚い保証(アフターサービス)、充実したホームページ等、
とにかく「安心感」を感じさせてくれます。
営業マンについては、何しろブランドの情報収集力が桁違いですので、登録顧客数が多く、取り扱い物件数も多いので、
「契約に携わる機会」が多く、その結果、様々な知識や経験値が備わりますので安定感が有る方が多いです。
弱みは、悪い意味での「サラリーマン化」?
一方、弱みですが、会社が大きい分、国策に従順と言いますか、法令順守、コンプライアンス等、昨今では相当厳しい管理の元に
仕事をされています。例えば「定休日」だいたい火・水が定休日が多いですが、担当者によっては「休みは休みだから。」
と2日間、全く連絡が取れない、という事態も起こります。そして、残業時間等も厳しく管理されていますので、
会社によっては20時過ぎるとテープが流れています。
その為、月曜日の夕方に送ったメールの返信が木曜日の朝にならないと帰って来ない。
等という事も起こり得ます。(※あくまでも人によりますが。)
また、取扱件数アップと収益率アップ(生産性)向上の為、業務の分業化の傾向も高まっておりますので、
責任感の薄い担当者などですと、分業先や協業先に対しての責任を感じていないケースなども中には有るようです。
ただし、お客様が上場企業に長年お勤めの方で、日ごろからB to Bビジネスに関与されているような方ですと、
感覚的にはしっくりくる場合も多く、合うか合わないかは、人による、というところかと思います。
ただし、前向きにしかりと統率されている店舗等では、ブランド力による情報収集が個人間の意識の高さに
より、更に相乗効果となり、店舗の管轄エリアを完全に掌握しているような場合も有りますので、
結論としても「人」による。といった感はございます。