査定依頼時に気をつけてほしい事⑥
提案価格の根拠は何ですか?
机上査定の後に、実際にお家を拝見させて頂き最終的に売出提案価格
をご提案させて頂く訳ですが、その際に売主様は当然、
どの位高く売れるのかを期待されます。この場合の「高く」と思うかどうかは、
「近所で●●●●万円で出ている物件が有る。我が家は絶対にあそこよりは高い筈。」
「買った時は▲▲▲▲万円だった。値上がりしているらしいから、それよりは高いだろう。」
等による感覚値が基準になる事が多いようです。
ここで不動産会社側としては、お客様の思惑と実態が概ね一致していれば難しい事は
何も無いのですが、そうではない場合の説明の仕方には相当気を配ります。
「近所のあの物件は相場よりも相当高く値付けがされていて比較は論外なのです。」
とか、
「平成バブルがはじけて相場は下がり続け平成14年~16年ころに底を打ったのですが、
お客様が買われた時の方が今よりも相場は高かったんですよ。」
等、「思っているほど高くは売れませんよ。」という事をしっかりと、
納得感の有る形でご説明をしませんと、
「売り叩こうとしているな。信用ならん奴だ。」
となってしまい、
「売れます、売れます、お客様がいます。」
等と平気で売れないであろう価格で誘導して行く
不動産会社に専属専任媒介契約を持っていかれてしまう事になります。
そして、時間をかけて値段を下げて行き、最終的には
「思っているほど高く売れませんよ。」
と正直に伝えた会社の言った通りの価格での成約になるのです。
では、見極めのポイントは?
しっかりと見極めてほしいのは、
・過去の成約事例が正しい事例を採用しているか。
・販売時の競合相手をしっかりと見据えた提案か。
・販売期間やスケジュールをどう考えているか。
・市況は上昇か下落か滞留や膠着なのか。
等をきちんと説明できる不動産会社かどうかという点です。
なかなか難しいとお思いでしょうか?
まずはセカンドオピニオンとしてご相談下さい
FCファームでは、
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